2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「主要国でカジノがないのは日本だけ。観光立国へカジノ解禁法案提出へ」田村謙治・衆議院議員に聞く

私はギャンブルはやりませんが、日本にカジノがあってもいいのではないか、と考えています。禁止していることで、海外のカジノに出かけて大負けする御仁が後をたちませんし、アングラ化して暴力団の資金源になっているとも聞きます。どうせならきちんと管理…

東電と政府は何を隠したいのか。国会事故調に立ちはだかる「隠蔽」

政府は新設する「原子力規制庁」の4月1日発足を断念しました。東京電力福島第一原子力発電所の事故で、機能不全が明らかになった「原子力・安全保安院」を解体し、他の規制組織と統合することは必要です。しかし、政府の対応をみていると、とにかく「4月1日…

「お上頼み」はもうやめよう」 フジサンケイビジネスアイ1面コラム

企業がらみの不祥事など事件が次々に起きるので、大きな問題も検証されないままにどんどん風化していくように思います。製造業で最大となる負債総額で破綻したエルピーダ・メモリーは、公的資金を中心していたことなど、様々な検証すべき問題を抱えています…

AIJ問題で、なぜか追及されない「金融庁の怠慢」。不透明さの指摘にも検査は一度もなし。

2000億円近い年金資産が「消えていた」AIJ問題は、なぜこんな事が長年放置されたのか徹底的に検証すべきでしょう。国会でも集中審議が行われたほか、民主党や自民党にもワーキングチームが発足、制度変更などの議論が始まります。規制を強化する、という…

投資信託の「氷河期」がやってくる

金融庁などには投資信託を巡る苦情が数多く寄せられています。銀行の窓口で薦められて預金にあった資金を投信に移したが、解約したら元本が大幅に目減りしていた、といった苦情です。ひと昔前は投信と言えば証券会社へ行って買うものでしたが、最近は銀行の…

ブータン・ブームの陰に「成長しなくていい」症候群

昨年3月、ブータン王国を取材で訪れました。ブータンが標榜するGNH(国民総幸福)について取材するためです。帰国後、何本か原稿を書き、ネット検索でもヒットするようで、何件か講演依頼をいただき、お話するチャンスがありました。GDPではない幸せ…

円高進行中に何故か膨らむ「円安リスク」への警戒感(2011/11/29)

近所のスタンドで、レギュラーガソリンが1リットル=150円前後になりました。原油価格の上昇のためでしょう。ニューヨークの原油市場の価格が末端の小売り価格に影響するまでには3カ月ぐらいのタイムスパンがあると言われますので、2月からの円高修正…

国民負担の責任は頬被り。エルピーダ破綻で明らかになった経産省「官僚たちの夏・再び」の罪

わが家の近くに証券会社の社長だった方の未亡人が住んでいます。「うちの亭主は相場師だったからね」といって笑っておられますが、リターンを求めてリスクを取る昔ながらの経営者だったことがお話から分かります。最近の日本の大企業はリスクを取らないこと…

「31年ぶり貿易赤字」は大ごとではない。 むしろ景気回復の予兆といえるかも。

日銀の“インフレ・ターゲット”導入をきっかけに円高が修正され、株価も上昇しました。こんな事なら、もっと早くにやってみれば良かったのに、と思います。貿易収支が31年ぶりに赤字になったこともあり、日本経済の大きな転換点になる可能性があります。とい…