2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

プロジェクトチーム発足で「成長戦略」「デフレ脱却」に動き始めた財務省

財務省が「成長戦略」に本腰を入れ始めた。消費税率引き上げの最終判断を閣議で行なう来年秋に向けて、何としても景気を上向き基調にもっていきたいという財務省なりの判断が背景にある。これまで政府が策定してきた「新成長戦略」や「日本再生戦略」は経済…

「強い公取委」こそ成長戦略のカギ

オリジナルページ→ http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121002/mca1210020501000-n1.htm 「競争の番人」である公正取引委員会の竹島一彦委員長が9月26日に退任し、委員長が空席となった。国会会期末までに政府与党が人事案を提示しなかったためだ。図ら…

「構造改革」 か、それとも 「バラマキ」か?選挙をひかえて路線対立で揺れる安倍総裁が求められる「首相時代の総括」

野田佳彦第3次改造内閣と自民党安倍晋三総裁体制のスタートに合せた報道各社の10月の世論調査の結果、自民党の支持率が急回復しているようです。NHKの調査では自民党の支持率が9月の20.1%から26.2%に上昇、一方の民主党は16.7%から13.8%に低下した…

お上主導で祝日だらけ 効率の悪い日本の“休み方”

朝夕のラッシュアワーの混雑と、日本の会社の休日の少なさは、がむしゃらに働いた高度経済成長期とあまり変わらないのではないでしょうか。まだまだ発展途上国並みのカルチャーを引きずっているように思います。しかも、どうにかしてラッシュの混在を緩和し…

「1内閣1閣僚」のはずが、政権交代以来、誕生した大臣は延べ152人! もはや「元○○大臣」の肩書きは無能の証明に成り下がった

民主党代表選を終えて野田佳彦首相が内閣を改造、「野田第3次改造内閣」が発足した。1年余りで4回目の組閣というのは当然のことながら戦後最多の記録である。政権基盤が弱い首相が求心力を保つためとはいえ、「ポスト」の大盤振る舞いは目に余る。 民主党は…

JAL復活劇で明らかになった 「国が救う私企業」を選ぶルールの不在

日本航空の再上場に反対するライバル会社の反対キャンペーンは凄まじいものがありました。国のカネで復活したゾンビに真面目にやってきた会社が食われてしまうのはオカシイという論理です。一理ある批判なのですが、JALは本当にゾンビなのでしょうか。地…

日系子会社で不正経理が横行!? アジア拠点の拡充には経理や財務・税務といった専門職人材の確保が急務

「アジアの子会社を舞台にした不正がもの凄いそうです。それも日本企業の子会社だけがカモだというから驚きます」 日本CFO協会の谷口宏専務理事は舌を巻く。大手会計事務所のアジアの責任者に会った際、そんな話を聞かされたのだという。 経済がグローバル化…