2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日本人留学生の倍増で 民間外交の活性化を

外交と言うと、政治家や職業外交官の守備範囲という印象が強くあります。しかし、国と国の付き合いも基本は人と人。民間の国民同士の親密度が深まれば、国と国との親密度も増すのです。つまり、民間外交が重要なわけです。ところがここ10数年、日本の民間外…

「事実上義務付け」となった「社外取締役」を生かす方法

社外取締役がいれば良い企業という訳ではもちろんありません。しかし有能な経営者は社外取締役を活用して、企業経営にプラスにすることが可能です。社外取締役の導入が一般的になった後は、それをどう生かすかが問われることになります。新潮社フォーサイト…

You want to know the truth. Talk to strangers at the bar(フリー淡路ブックNo4特集記事)

「山の上」に隠れる老舗バーでオリジナルカクテルを 1954年(昭和29年)の創業以来60年、変わらぬ雰囲気を保ち続けているのが神田駿河台の高台に立つ「山の上ホテル」のレセプション奥にある「バーノンノン」。わずか9席のカウンターには多くの文化人が座り、…

「骨抜き」公務員制度改革法が可決!大熊利昭衆議院議員が明かす「内閣人事局は絶対機能しない」

安倍首相は改革派なのか、反改革派なのか、今ひとつ分からないのは公務員制度改革への取り組みです。第一次安倍内閣の時とは明らかにムードが異なります。現代ビジネスに掲載された原稿です。オリジナル→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38710 国家公務…

原発再稼働にも信念なし。安倍内閣にはエネルギー政策の司令塔がいない

日本の原発政策をどうするのか。国論を二分する問題なはずですが、信念を持って明確に語る閣僚は安倍内閣に見当たりません。皆、どこか逃げ腰なのです。国民を刺激せずに、なし崩し的に再稼働に向けて進んでいけばよい、と考えているのでしょうか。反原発に…

「国家戦略特区」に養父市・福岡市選定なら「岩盤規制」に穴が空く

今週現代ビジネスにアップされた記事です。記事には3月末閣議決定と書きましたが、スケジュールはやや遅れ気味で、2月28日までに開く国家戦略特区諮問会議で決定し、閣議決定は4月中旬になりそうです。水面下では猛烈な抵抗が巻き起こっているようです。 …

「口だけ」安倍首相に外国人投資家が愛想を尽かす日 株安を危険なシグナルと見ない首相官邸の「鈍感」

日経ビジネスオンラインに掲載された記事です。アベノミクスも正念場です。オリジナル→http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20130321/245368/ 昨年末に1万6291円を付けた日経平均株価は年明け以降軟調が続いている。2月4日終値では1万4008円まで…

タクシー減車 サービス向上と雇用生む?

フジサンケイビジネスアイの1面原稿です。→http://www.sankeibiz.jp/business/news/140303/bsd1403032228007-n1.htm 今年1月末、「特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する特別措置法等の一部を改正する法律」という法律が…

「族議員」が猛抵抗する農業「岩盤規制」に穴は開くか

安倍晋三首相が「規制改革の突破口」と位置づける「国家戦略特区」の地域指定が、いよいよ 3月末に迫っている。現在、戦略特区で規制改革の対象とする具体的な項目選びなどを行ってきた「国家戦略特区ワーキンググループ」(座長: 八田達夫・大阪大学招聘教…

ハイヤー配車の米ベンチャー「Uber」は、日本のタクシー業界の「サービスの黒船」となる

世界で急成長しているハイヤー配車の米ベンチャーが東京でも本格的にサービスを始めました。一方で日本では「タクシー減車法」が施行され、規制強化の動きになっています。「安くてそこそこ良いもの」から「高くてもより良いもの」へ。デフレ時代からインフ…

社外取締役「キヤノン陥落」の次

日本の将来を見ている外国人投資家の多くがコーポレートガバナンス(企業統治)に関する制度の行方を注視しています。日本企業が利益を上げる体質に変わるにはガバナンスが変わる必要があるとみているからです。その象徴的な制度変更が今国会で審議されつつ…

タクシー減車法は「サービス向上推進法」か? 規制緩和のあり方が問われる「霞が関」のロジック

タクシーの車の数が増えすぎたからタクシー乗務員の収入が減った、だからタクシーを減らせば乗務員の収入は増える−−。このロジックは正しいのでしょうか。これまで実際に行われた規制緩和が俎上に載せられ批判されることはありましたが、規制強化の効果が検…