溝口敦 「暴力団」(新潮新書)

 先日、ジャーナリストの溝口敦さんにお会いしました。15年以上前から存じ上げていますが、いつも静かで穏やかな方です。「パチンコ 30兆円の闇」「食肉の帝王」「暴力団」と著書のタイトルを書くだけでも、溝口さんが「日本のタブー」に挑戦してきたことが分かります。厳つい専門分野とは裏腹にとてもやさしい人です。新潮新書からの近著「暴力団」は、暴力団取材の第一人者である溝口さんの専門分野の「入門編」のような書籍。これまで溝口さんの本を読んだことのない方は必読です。売れに売れてすでに27万部とのこと。昨今の暴力団排除の流れもあって、関心が高まっているのでしょう。これをきっかけに溝口ファンが一段と増えることを期待します。
 溝口さんも今年70歳になるそうです。若手のジャーナリストも負けてはいられません。私も若手と思っていたら、今日が誕生日で、50歳になってしまいました。

暴力団 (新潮新書)

暴力団 (新潮新書)

会計界のAKB48の真面目な提言

会計学者や会計士など48人による震災復興についての提言集。八田進二・青山学院大教授や藤沼亜起・元公認会計士協会会長らが編者になってまとめている。日頃、数字を通じて経営を見つめている人たちだけあって、説得力のある具体的な提言が多い。
 また、図らずも、それぞれの学者のカラーが色濃く出ており、会計界の貴重なディレクトリーになっているのも興味深い。
 アカウンティング・ナレッジ・ボードの48人で「会計界のAKB48」と謳っているあたり、まとめ役の八田教授の遊び心+営業マインドが如実に表れている。言うまでもなく会計界の大御所演歌歌手のような人たちは加わっていない。(同文館出版刊)

会計専門家からのメッセージ ?大震災からの復興と発展に向けて?

会計専門家からのメッセージ ?大震災からの復興と発展に向けて?