2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

上山信一氏「大阪維新の会」政策特別顧問インタビュー「東日本大震災の復興はなぜ進まないのか」

本日、講談社「現代ビジネス」にアップされました上山信一さんのインタビューを、編集部のご厚意で転載します。 東日本大震災から4ヵ月以上たったが、いまだに瓦礫の処理などが残り、将来を見据えた復興にまで至っていないのが現実だ。そんな中で、国や県の…

「幹部人事凍結」を破って誕生する金融庁新長官の役割は「沈没するニッポンの資本市場」救済だ

本日、講談社「現代ビジネス」にアップされた拙稿を、編集部のご厚意で転載します。 オリジナルページ→ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/13522 新聞各紙は7月26日、金融庁の三國谷勝範長官が退任し、畑中龍太郎監督局長が昇格すると一斉に報じた。 監督…

ドイツ経済の勝因は 左派政権の「小泉改革」にあり KEYWORD 「雇用の流動性」

WEDGE 8月号 復活のキーワード「雇用の流動性」 → http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1422 編集部のご厚意で以下に転載させていただきます。 日本のメディアが伝える欧州の経済ニュースと言えば、ギリシャなどの国家財政が危機に瀕しているという話ば…

「なんちゃって血判状」の腰砕け

この2カ月で国際会計基準IFRSを巡る状況は劇的に変わった。前を向いてひたすら走っていたマラソンランナーが突然止まったかと思うと元来た道を逆走し始めたような感じだ。その、そもそものきっかけになった反対派がまとめた要望書についてファクタに書いた…

遅すぎた「コメ先物」上場の影に東穀取生き残りへの農水省の策謀あり

コメの先物が72年ぶりに上場されます。江戸時代に大阪・堂島の米会所で始まったコメの先物取引。現代の感覚だと農産物商品の先物取引と思いがちですが、江戸時代のコメは通貨。つまり、日本は通貨先物を持つデリバティブ先進国だったというわけです。この見…

IFRSの行方。酒場論議の結論は一刻も早く酒場論議を。

昨日7月20日、青山学院大学で「会計サミット」が開かれた。第一部はコマツの坂根会長による講演。日本のモノづくり企業の経営をきちんと考え抜いた論理的な内容。「ダントツ経営」は本にもなっているのでご一読をお勧めします。坂根さんの講演内容もブロ…

「幸せとは何か」ブータン王国レポート(下) 「国民総幸福度」委員会トップのカルマ・ツェテーム長官に聞く 「GNHを支える4つの柱」

ちょっと間があいてしまいましたが、ブータンレポートの(下)が講談社「現代ビジネス」にアップされました。http://gendai.ismedia.jp/articles/-/11947 編集部のご厚意で、以下にも再掲させていただきます。 (上)http://gendai.ismedia.jp/articles/-/7716…

土壇場で反対派委員を大量登用の「茶番」 言論封殺の審議会で強行した「IFRS採用先送り」で本当に喜んでいるのは誰か?

講談社「現代ビジネス」に掲載された拙稿を編集部のご厚意で転載します。 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/11138?page=4 審議会というのは、役所がやりたい政策を実現するための隠れ蓑だとしばしば批判されてきた。本尊の姿が見えないから隠れ蓑と呼ば…

もはや輸出国とはいえない日本に 円高は本当にマイナスなのか?

ビジネス情報月刊誌「エルネオス」7月号 連載 磯山友幸の≪生きてる経済解読≫ URL:http://www.elneos.co.jp/編集部のご厚意で再掲させていただきます。輸出倍増でも貿易黒字は減少 為替の円高傾向がすっかり定着している。六月に入ってからも一㌦=七九円台を…

前代未聞の審議会で打ち出したIFRS導入先送りの「論理」。これで国益は守れるのか?

6月30日午後4時から、金融庁の会議室で企業会計審議会の総会が開かれた。傍聴者が会場に入り切れず別室のモニターで傍聴するという株主総会ばりの盛況ぶりだったが、世の関心を呼ぶのに十分な異例ずくめの審議会だった。フリージャーナリストも傍聴可能とい…