2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

安倍首相がブレなければ日経平均1万6000円台もありえる!? アベノミクス"3本の矢"の方向性を占う3つの試金石

先日ある勉強会で「アベノミクスの行方」をテーマに話したら、過去最高の参加者でした。私の話が、というよりも、アベノミクスの行方が知りたいという人が多いのでしょう。現代ビジネスにアップされた原稿を編集部のご厚意で以下に再掲します。オリジナル→ht…

内輪で社長交代を強行した、日本郵政の「天下りガバナンス」 増え続ける国有株式会社、誰が経営を監視するのか

安倍内閣の方向性を占う試金石の1つが、日本郵政の社長人事だと見ています。この問題への対応が、「霞が関との関係」を示すことになるからです。以下のような原稿を日経ビジネスオンラインに書きました。ご一読いただければ幸いです。オリジナルページ→http:…

「お客さんに近づく農業」で1日3トン(!)の卵を売る直売所「たまご庵」 〜6次産業化の成功モデル「コッコファーム」を訪ねて

熊本は北海道や茨城などに次ぎ、全都道府県で5番目に農業生産額が大きい県です(昨年末公表の平成23年分)。しかもここ数年生産額を増やしています。そんな熊本でも有数の農業地帯である菊池市に取材に行ってきました。6次産業化の現場レポート菊池編で…

地方公務員の給与削減は「アベノミクス」の足を引っ張る 国は8%削減、ラスパレイス指数で見ても一見妥当だが…

公務員の給与問題はいつもホットなテーマになります。民間より高いのはけしからんという声がある一方で、公務員は安月給だと訴える声もあります。安倍首相はいったいこの問題をどうさばこうとしているのでしょうか。日経ビジネスオンラインの連載記事です。…

佐渡の"おふくろの味"「かあちゃん漬」が抱える2つの高齢化問題 〜農林漁業「6次産業化」の現場レポート

現代ビジネスで続けている6次産業化のレポート。今後は、熊本、岡山などの事例を取り上げる予定です。オリジナルページはこちら→現代ビジネスhttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/34853農産物などの1次産品をそのまま販売するのではなく、加工(2次産業)…

日本郵政「社長交代」の屁理屈

日本郵政が政権交代のはざまに社長交代を発表したことに当初、安倍晋三首相の周辺は怒りをあらわにしていました。官邸の関係者によると坂社長には、「株主総会でひっくり返す前に自主的に辞めろ」と自主的な自任を求めているそうですが、時間がたつにつれト…

安倍首相がFacebookで噛み付いた「ねつ造記事問題」!記者個人がリスクを背負わない段階で政治家に負けている現実をマスコミは直視せよ

そろそろメディアのあり方について、国民的議論が必要なのではないでしょうか。現代ビジネスにアップされた記事を編集部のご厚意で再掲します。是非ご一読を。オリジナルは→http://gendai.ismedia.jp/からご覧になれます。 「マスゴミ」「マスコミは最悪」「…

「国立株式会社」を霞が関の隠れ蓑にするな

安倍晋三内閣の経済政策アベノミクスが動き出した。「大胆な金融緩和」「機動的な財政出動」「民間投資を喚起する成長戦略」の三本の矢だという。すでに金融緩和と財政出動は動き出したが、焦点は民間投資の喚起だ。政府だけが踊っても、民間の企業が動き出…

監査法人は「企業の敵」になれるか

オリンパスなどの監査を巡る不祥事を受けて、監査基準が見直されました。担当した監査法人の監査の問題ではなく、制度、仕組みが悪かったというわけです。誰も傷が付かない結論ですが、それで会計士監査の質は上がっていくのでしょうか。少し専門的な話では…

おいしさに妥協をせず「自分でモノを売る」にこだわる佐渡「さかや農園」を訪ねて 〜農林漁業「6次産業化」の現場レポート

不定期ながら継続的に取材している「6次産業化の現場から」。佐渡の第二弾です。ちなみに、さかや農園のりんごジュース、すごく甘くてびっくりです。帰京してさっそく注文してしまいました。オリジナルページは講談社の現代ビジネス→http://gendai.ismedia.…

膨大な復興予算が付きながら 東北発の景気回復は腰折れの不思議

アベノミクスが掲げる「機動的な財政出動」が本当の景気回復に結び付くのか。膨大な復興予算が付いて資金が流入している東北地方の景気は、その先行指標になるかもしれません。エルネオスの今月号に掲載した拙稿です。高額商品が売れた被災地 民主党政権は東…

安倍政権は民主党政治の3年3ヵ月を「仕分け」せよ! 民主党の置き土産であっても、意味のあるものは引き継ぐことが重要だ!

アベノミクスの行方に関心が集まっています。経済政策にこれだけ多くの国民が関心を持ったのは珍しいことです。一方で、多くの人たちが、アベノミクスは単に古い自民党に戻るだけの政策になってしまうのではないか、と危惧しているのも事実です。果たしてど…