2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

監査法人トップ「民下り」に疑問符

2011年10月号 連載 [監査役 最後の一線 第6回] by 磯山友幸(経済ジャーナリスト) →http://facta.co.jp/article/201110062.html今年6月24日に開かれたクボタの株主総会でちょっとした異変が起きた。議案採決の時のことだ。ほとんどの議案が100万を超す賛…

経済困窮化をバネに「知事・市長ダブル選挙」を狙う「大阪維新の会」の戦略

大阪はまさに仁義無き戦いの様相を呈しています。11月27日に投開票予定の大阪市長・大阪府知事ダブル選挙の話です。10月23日の大阪維新の会の全体会議で、下馬評どおり、橋下徹氏が府知事辞任を表明、市長選への鞍替え出馬を表明しました。府知事候補には維…

円高を利用した新しいモノづくり 世界のクリエイターを日本に呼べ

WEDGEの連載は予想以上に反響があります。つい先日も某大臣にインタビューした際、「WEDGEのコラム読んでますよ」と言われました。丸丸一カ月の間、新幹線のグリーン車に無料で置かれ、車内販売されるわけですから、単純な発行部数では測れない影響力が…

世界最高水準給料、再び

オリジナルページ → http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111003/mca1110030502003-n1.htm 景気の低迷が続く中で、会社員の給与はほとんど上がっていない。それでも日本の製造業の平均給与は再び世界最高水準に近づいていると聞かされれば、誰しも耳を疑うだ…

政府と東電の嘘を暴けるか。憲政史上初めて国会が挑む「民間人による原発事故調査委員会」の成否

東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、政府や東京電力の対応には、国民ばかりか国際社会も疑念の目を向け、不信感を募らせてきました。信頼を回復するためには、徹底した事故原因の究明と、その後の政府や東電の対応への検証が不可欠…

超党派議員43人が参加--「日の丸、君が代、靖国神社だけではない『保守』の本質」を田中康夫に聞く 「消費税、放射能、公務員」で政治家は分かれる

政策的にみると、民主党の中はバラバラで、自民党も一本にはまとまっていません。政党と政策がねじれを起こした状態が続いているわけです。そんな中で、政策で一致できる議員が政党の枠を超えて集まろうという動きがいくつも出ています。その一つに「日本を…

ギリシャ危機がこのまま長引いても ユーロ解体があり得ない3つの理由

月刊『エルネオス』連載──⑥ 2011年10月号 硬派経済ジャーナリスト 磯山友幸の≪生きてる経済解読≫編集部のご好意で以下に再掲させていただきます。 オリジナル→ http://www.elneos.co.jp/ 日常生活にも国境はない 欧州連合(EU)域内の信用不安が大きなニュ…