2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ふしぎな民主党〜なぜ自ら「滅びの道」を歩むのか 批判するだけ、支持は得られず、離党者続出必至!

民主党の幹部と話しても、アベノミクスに代わる経済政策の具体像をまったく描けていないことが分かります。批判のための批判では、昔の社会党と変わりません。いまの「経済無策」のままでは、政権の受け皿になるのは夢のまた夢に思えるのは私だけでしょうか…

地方再生に逆行する「地方税再配分強化」の仕掛け人は誰だ

政府は2017年度から地方自治体に入る「法人住民税」から1兆円規模を国が吸い上げ、財政力の弱い自治体に集中的に再配分する検討に入ったと、10月26日付けの日本経済新聞が1面トップで報じた。2014年度に導入されている仕組みで、地方税の法人住民税約3兆円の…

「民泊」解禁で「シェアリング・エコノミー」拡大なるか ホテル逼迫、国家戦略特区で実現

シェアリング・エコノミー、なかなか面白い世界的な動きですが、日本の規制打破にひと役買うことになるかもしれません。日経ビジネスオンラインに書いた記事です。→http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/238117/102200009/ 一般住宅の空き部屋を宿…

上海株大幅下落で懸念される「逆資産効果」

隔月刊の時計専門雑誌「クロノス日本版」に連載しているコラムです。時計の動向などから景気を読むユニークな記事です。9月号(8月上旬発売)に書いた原稿です。クロノス→http://www.webchronos.net/ クロノス日本版 2015年 09 月号 [雑誌]出版社/メーカー…

ついに「爆買い」がピークアウト!? 〜中国の景気減退と、二つの数字が示す、明るくない未来

日本の消費を下支えする外国人観光客の「爆買い」がしぼむようだと、パッとしない日本の景気に冷や水を浴びせることになりかねません。オリジナルページ→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45941 ピーク時の百貨店売り上げは200億円だが・・・ 今ひとつ元…

マイナンバーで動き出す「資産課税強化」

来年1月からのマイナンバー制度の開始に向けて、国民ひとりひとりに「マイナンバー(個人番号)」を通知する作業が始まった。10月5日時点の住民票所在地宛てに12ケタのマイナンバーを記載した「通知カード」が、10月中旬から順次、簡易書留で郵送される。 マ…

「1億総活躍」本当の狙いは「労働市場改革」だ! ナゾの言葉にゴマかされてはいけない

アベノミクスはどこへ向かおうとしているのでしょうか。新3本の矢といい、1億総活躍社会といい、もっともなキャッチフレーズではあるのですが、具体的な政策がまったく見えてこないところに問題があります。これではアベノミクスに期待した世界の投資家に…

「中国向け輸出」は急減「スイス高級時計」で計る世界経済の趨勢

上海株の急落に端を発した世界的な株式市場の動揺が、高級品の消費に影を落とし始めた。スイス時計協会がまとめた今年7月の全世界向け時計輸出額が19億170万スイスフラン(約2340億円)と、前年同月に比べて9.3%も下落したのだ。1月から6月までは累計で0.4…

地方創生のカギ握る、森信親長官の「地銀処理」 新体制で金融庁が重い腰を上げた

地域経済の活性化には地銀の再生が不可欠です。いよいよ金融庁がその難問に取り組み始めたようです。地方創生担当の石破茂大臣が、地銀問題の重要性に気づけば、問題解決が前に進む可能性があるのですが、どうなりますか。日経ビジネスオンラインに書いた原…

【高論卓説】ラグビーW杯、日本代表の活躍に思う 外国人受け入れ、発想の転換も必要

産経新聞社が発行する日刊紙「フジサンケイビジネスアイ」の約1カ月に1回書いているコラムです。オリジナルページ→http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/151006/cpd1510060500001-n1.htm ラグビーのワールドカップ(W杯)で日本は南アフリカに続いてサ…

内閣改造きょう発表! 閣僚ポストから読み解く、安倍首相「経済優先」の本気度

「経済最優先」に政策の軸足を移すと強調している安倍晋三首相ですが、それを人事で示せるかどうか。海外投資家なども注目しています。現代ビジネスに掲載された原稿です。オリジナル→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45697 最注目のポストはこれ! 安…

新日本で不正会計がなぜ頻発するのか?(週刊東洋経済)

東洋経済の「東芝」特集に、監査問題を2ページ書きました。編集部のご厚意で以下に再掲します。 [rakuten:hmvjapan:13156302:detail] 日本航空、IHI、オリンパス、そして東芝――。粉飾決算や不正会計が発覚した多くの会社で決算書をチェックする会計監査…

株価急落ショック!世界の投資家が「新アベノミクス」に見切りをつけた! 〜官僚さえも「弾が尽きた」と漏らす、三本の矢の脆弱さ

安倍首相は米国での講演で「経済、経済、経済」と繰り返して、政策は「経済最優先」でいくことを強調してみせました。そんな演説をせざるを得なかったのも、先日発表した「新3本の矢」の評判が散々であることと無縁ではないでしょう。キャッチコピーはとも…