今年は変動幅の大きい1年になる。世界経済も、日本の経済も政治もメディアも。

今年は2日から仕事でした。「オリンパス症候群」という仮テーマで、FACTA発行人の阿部重夫さん、元大蔵官僚の高橋洋一さん、米国から一時帰国中だった産経新聞NY編集委員の松浦肇さんと4人で4時間にわたって語るという企画。1980年代からの大蔵省の対銀行政策や上場企業の情報開示制度などから語り起こすのは、この時代を生きた者としての責務だと思います。どういう形で世の中にアウトプットされるかは、乞うご期待。
3日はやはり、一時帰国中にビジネスリーダーと会食。年末はインドに行っていたそうで、その圧倒的な成長エネルギーに魅せられて帰ってきた様子でした。私も12月に北京に行って来ましたが、中国バブル崩壊論が言われる中で、着実に貿易型から内需型経済へのシフトが進みつつあるように感じました。インド、中国の巨大内需経済頼みの1年であることも間違いありません。
昨日はニッポン放送の「飯田浩司の政治経済2012 今年はこーなる!」という特番に40分ほど生出演させていただきました。ラジオのスタジオは中学校3年生時の国語の先生とNHKラジオに出て以来。ワクワクしながらお話させていただきました。電話でのコメントというのは日経時代に何度も経験しましたが、あの多くのスタッフで一点に集中して番組を作るスタジオの雰囲気はたまりません。しばしば指摘される早口にならないよう気をつけたつもりですが、果たしてどうだったでしょうか。
本日5日から原稿執筆などの平常モードに戻ります。今年もどうぞよろしくお願い致します。