2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪維新の国政進出はあるのか---橋下徹大阪市長の"天才的アジテーション"に右往左往する既成政党

今年6月に総選挙というのが永田町の通説になりつつあります。主として自民党など野党周辺からこの説が聞こえてきます。野田首相があえて負ける戦に打って出るのか、疑問にも感じますが、いずれにせよ永田町は選挙モードに入りつつあります。その総選挙で最…

洋の東西で起きたインサイダー事件。日本の経産省の"甘すぎる対応"が示す「規律の欠如」は、根深いカルチャーか。

年初から「今年のキーワードは?」と聞かれると、「信用、トラストですね」と答えています。今年は経済が大きく揺れる年になるでしょうが、「信用」をどう保つかが焦点になります。欧州危機での国家や銀行もそうですし、日本国債もそうかもしれません。オリ…

オリンパスは上場廃止基準に抵触していない?! 上場維持に突き進む東証の不思議な理屈にマスコミも同調。「粉飾でも債務超過でなければセーフ」

1月20日東証の自主規制法人がオリンパスを上場廃止にしない、という決定を下しました。20年近く粉飾決算を続け、巨額の損失を隠し、市場と投資家を欺き続けた会社ですら上場廃止にできないのならば、初めから上場廃止基準に「有価証券報告書への虚偽記載(…

今年は変動幅の大きい1年になる。世界経済も、日本の経済も政治もメディアも。

今年は2日から仕事でした。「オリンパス症候群」という仮テーマで、FACTA発行人の阿部重夫さん、元大蔵官僚の高橋洋一さん、米国から一時帰国中だった産経新聞NY編集委員の松浦肇さんと4人で4時間にわたって語るという企画。1980年代からの大…