「国家安全法」で「資金・貿易」激減「香港経済」終焉の兆し

新潮社フォーサイトに8月19日に掲載された拙稿です。ぜひご一読ください。オリジナルページ→https://www.fsight.jp/articles/-/47227

 ここへきて、シンガポール金融管理庁(MAS)の統計に異常な数字が表れている。

 シンガポールの銀行など金融機関に「非居住者」が預け入れた「預金残高」が急増しているのだ。非居住者とは、シンガポール国外に住む同国人も含まれるが、主として海外に住む外国人の預金である。

 非居住者の預金は2019年の7月頃から増え始め、2020年1月には前年同月比20%を超える増加を記録。ついに4月には43.8%増となった。その後も5月40.4%増、6月39.5%増と高水準が続いている。

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