経済ニュースの裏側

「利益第一でない企業」では株価暴落、やはり岸田首相は市場に背? 「公益重視の新たな会社形態」って何

現代ビジネスに5月21日に掲載された拙稿です。ぜひご一読ください。オリジナルページ→ https://gendai.ismedia.jp/articles/-/95439 「公共」と「新しい資本主義」 岸田文雄首相が口にし続けている、「新しい資本主義」の具体的な方向性が、朧げながら見え…

コロナ「罰則化」の愚…“後手後手”菅政権が「国民のせい」にしようとしている!  政権批判をかわすために…

現代ビジネスに1月21日に掲載された拙稿です。ぜひご一読ください。オリジナルページ→ https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79464 「過料」「罰金」「懲役刑」 政府は新型コロナウイルス対策で「罰則」の導入を決めた。1月19日の自民党総務会で、特別措置…

三菱重工、旅客機開発凍結が物語る日本製造業の「ゲンバ」崩壊 日本人技術者の力、見る影もなし

現代ビジネスに11月6日に掲載された拙稿です。是非ご一読ください。オリジナルページ→ https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77062 1兆円つぎ込んで型式証明も取れず 三菱重工業は10月30日、ジェット旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の開発を、事実…

消費者が買わないのは「風評被害」ではない。 「健康被害よりパニックが怖い」という政府が信用できないからだ

東京電力は5月23日、福島第一原子力発電所の2号機と3号機でも核燃料が溶け落ちるメルトダウン(炉心溶融)が起きていたとする報告書を公表した。震災発生から2ヵ月以上たった5月12日になって初めて、1号機でメルトダウンが起きていたことを認めたが、これで運…

東電上場維持で得をするのは誰か まず存続ありきの「援助スキーム」の闇

「法的破綻処理では、一番守らなければならない被災者より、債権者が優先されてしまう」 5月16日の衆議院予算委員会で自民党の塩崎恭久・元官房長官に「東京電力を法的整理しない理由は何か」と聞かれ、菅直人首相はそう答えた。 被災者に補償をさせるために…

浜岡原発停止でも繰り返された民主党流「リーダーシップ」の危うさ

菅直人首相は5月6日夜、突如、記者会見を開き、静岡県にある浜岡原子力発電所の停止を中部電力に要請すると発表した。浜岡原発は東海地震の想定震源域である御前崎にあるうえ、地盤の弱さなどもあり、かねてから危険性が指摘されていた。東日本大震災を受け…

震災で動き始めた取引所再編東証・大証統合で本社は大阪に?

「証券市場の中心は大阪に移すなど、大きな発想力で取り組むべきだ」 東京都の石原慎太郎知事は4月22日の定例記者会見で、首都機能分散に言及、証券市場の移転を例に挙げた。この石原発言に証券取引所関係者は色めきたった。なぜなら、水面下で東京証券取引…

東京市場を阪神大震災を機に転落した“神戸港"の二の舞にさせるな 逃げる外国人をどう呼び戻すか

1995年1月に起きた阪神淡路大震災は、日本代表する港のひとつだった神戸港に大きな被害をもたらした。 コンテナを積み下ろしするクレーンが倒れ、埠頭も船が着岸できない状態になった。麻耶埠頭でコンテナの積み下ろしが再開されるまでに2カ月余りを要し、全…

核戦争も想定したスイスにならい、危機管理のできない政府は「BCP」策定を急げ リスク管理に「想定外」は許されない

「なにぶん想定を大きく超えるものだったので」---。 東日本大震災の後、政府首脳や東京電力の幹部、原子力安全・保安院の責任者など多くの人たちから、何度この言葉を聞いたか。 本来、リスク管理とは、想定を超える事態が発生した際に、いかに組織の機能を…

大震災復興は「政府の資金」より「善意の資金」の仕組みを

東日本大震災の復興に使う資金の財源をどうするのか、震災直後から様々な声が挙っている。真っ先に発言したのが自民党の谷垣禎一総裁。菅直人首相との会談で、「臨時増税」の時限立法制定について自民・民主の両党幹事長が協議することを確認した、と震災2…