2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「ゆりあげ朝市」は「民」の力で震災前の1.5倍の売り上げになった!  成功の秘密を、櫻井広行理事長に聞いた

1年ぶりに東日本大震災による巨大津波で壊滅した仙台近郊の名取市閖上(ゆりあげ)地区に行ってきました。ちょうど一年前に仮復活した朝市はますます元気になっていました。現代ビジネスに書いた桜井理事長のインタビュー記事です。役所ができることは邪魔を…

「日本買い」の条件を整備せよ――アベノミクスの正念場

政府が4月21日に1つの報告書をまとめました。なぜ日本への投資が増えないのか、その「対内直接投資」が増えない理由を探るよう、安倍首相が指示していたもので、「対日直接投資に関する有識者懇談会」(座長、浦田秀次郎・早稲田大学大学院教授) がまとめま…

「成長戦略改訂」と「内閣改造」がアベノミクスの次の焦点 安倍首相は経済で「改革姿勢」を示し続けられるのか

外国人投資家が次に注目しているのは、「成長戦略の改訂版」と「内閣改造」だといいます。果たして安倍首相は改革姿勢を貫けるのでしょうか。日経ビジネスオンラインにアップされた原稿です。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20130321/24536…

国際会計基準IFRSの適用拡大に旗を振れない金融庁の弱腰

オバマ大統領が来日しました。日米関係が重要であることは間違いありませんが、いまだに米国の後を付いていけばよいという対米従属派が霞が関や産業界に多いのも事実。そんな過去を引きずったメンタリティが、会計基準の国際化問題にも影を落としています。…

農業特区・養父市と組んだ「改革派農家」岡本重明が語る「日本農業再生の秘策」

中山間地の農業は集約による大規模化で生産性を上げるのは難しいと言われます。しかし、日本の農業の多くはこうした中山間地での農業です。さて、どうやってそれを残していくか。知恵を絞る必要があります。現代ビジネスにアップされたインタビュー原稿です…

御手洗キヤノンもついに「陥落」、初導入する社外取締役二人の微妙な経歴

社外取締役を入れれば企業が良くなるわけではありません。どう社外取締役を生かすかが問われます。社外取締役に反対してきた企業も相次いで導入を決めていますが、要は本気で生かすつもりがあるのかどうかでしょう。→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38…

外国人投資家の「日本株売り」が止まらない かぎは「コーポレートガバナンス」の強化にある

安倍内閣ほど株価を意識している内閣はないかもしれません。デフレ脱却の政策の筆頭に掲げているのですから当然と言えば当然ですが、2年目に入って海外投資家の売りが止まらないことにヤキモキしているようです。では、どんな手を打てば、海外投資家が再び…

「山吹色」医師らが製薬会社口封じ

製薬会社と医師の関係の「正常化」が少しずつ動き始めているようです。ファクタに連載しているコラムを編集部のご厚意で以下に再掲します。2014年4月号 連載 [監査役 最後の一線 第36回]by 磯山友幸(経済ジャーナリスト) オリジナル→http://facta.co.jp/…

政治と経済は真逆の「政冷経熱」という日中関係の実情

引っ越しできない以上、隣人との関係は改善していかなければいけない、というのが多くの日本人の意見ではないでしょうか。日中関係をどうするのか。政治の世界で身動きが取れない以上、民間で関係を緊密化するほかありません。新「政冷経熱」時代でしょうか…

「国の借金」の増加は収まるか、それとも急増か 3月末の残高次第でアベノミクスの評価が決まる

増税して仮に歳入が増えても、歳出で大盤振る舞いしたら元も子もありません。史上最大の規模の予算を通した安倍晋三内閣は日本の借金を大きく増やすのか、それとも減らすことができるのか。1000兆円を超えた国の借金の推移に注目していきたいと思います…

「規制改革の突破口」鍵握る特区追加

安倍首相もなかなかやるじゃないか、というのが率直な印象です。海外での講演などで改革姿勢を強調していた安倍首相でしたが、中々実際には改革に踏み出すことができていませんでした。その安倍首相がアベノミクスの一丁目一番地としてきた「国家戦略特区」…

「医療」「教育」「農業」「雇用」の岩盤規制に風穴。国家戦略特区指定でアベノミクス改革が「首の皮一枚」つながった

国家戦略特区、猛烈な抵抗の中で、安倍首相の決断で、養父市や福岡市が選ばれてようです。これから具体的にどんな事業計画が作られるか。本当に改革の突破口になるのか、注目したいと思います。オリジナルページ→ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38844…

「消費税還元セール」を禁じる“価格統制”は成功するか

いよいよ消費税が増税され、公共料金などを中心に一斉に値上げが行われました。政府はあくまで末端まで価格転嫁すべしという姿勢ですが、最終消費者と向き合う小売業者・サービス業者がすんなり値上げをできるのか。値上げで客離れがおきないのか。景気に与…

20ヵ月連続で貿易赤字。もはや「円安で製造業復活」は幻想だ

教科書で習った「加工貿易立国」、つまり原料を輸入して日本で工業製品を製造して外国に輸出するという日本のモデルの終焉が、いよいよ鮮明になってきたようです。バブル期から構造転換が必要だと言われ続けてきましたが、いよいよ待ったなしです。 現代ビジ…