2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日本経済再生本部の中間提言に異論噴出!? 6月発表の「成長戦略」で問われるのは安倍・自民党の「改革度」だ!

日経平均株価は5月30日にも700円あまりの急落となり、1万4000円を割り込みました。上げピッチが速かったこともありますが、ここへきてアベノミクスの成長戦略の行方が怪しくなってきたことも投資家の警戒感を呼んでいるように思います。自民党が出した中間…

株価急落の陰で進むアベノミクス「換骨奪胎」の策謀

株式市場は不安定な展開が続いています。上げる日は以前ほどのエネルギーは感じられず、下げる時はスルスルと下げる。6月に出て来るアベノミクスに市場は期待していますが、最近、「どうも期待外れになるのではないか」という見方が強まっています。フォー…

アベノミクスで財政が健全化に向かう?財務省にとっては「不都合な真実」

月刊誌エルネオスにいただいている連載ではなるべく優しく解説すると共に、マスメディアとは違った視点を提供することを心掛けています。今回は国の借金について考えました。日本の借金は問題ではない、などと言うつもりはありませんが、危機を煽ることで、…

アベノミクスのアキレス腱は「安倍首相の靖国参拝」 イデオロギーが景気回復を崩壊させる

日経ビジネスオンラインにいただいているコラム「政策裏読み」は原則として隔週の金曜日朝にアップされています。先週アップされた原稿も是非お読みください。オリジナルページはこちら→http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130522/248428/?P=1…

地方の自立のために“武器”を渡せ 地方交付税交付金をもらわない55の自治体

ウェッジの連載では、様々な提案を試みていますが、地方の自立は連載開始以来の大きな柱の1つです。しかし、大きな壁があります。地方自治体の職員や政治家自身が、自分たちは財政的に自立できないと信じ込んでいることです。この自己暗示から解き放たれない…

これがアベノミクス「機動的な財政出動」の現実なのか!? 住民無視で着々と進む現代版「万里の長城」を歩いてみた

被災地で粛々と建設が進む「巨大堤防」をみてきました。以前現代ビジネスでも県議のインタビューを載せたことがありますが、地元で根強い反対のある“無粋な”堤防です。こんなコンクリートの壁が津波が懸念される太平洋沿岸にズラーっと連なる光景を、日本の…

押し戻された金商法「筋悪」改正

今年2月上旬にアベノミクスについて講演した際、安倍内閣の「改革度」を占う3つのポイントとして「日本郵政人事」「TPP交渉参加」「金融モラトリアム法案」を挙げました。TPPの交渉参加はご承知の通り。先日、日本郵政も、政権交代のどさくさに社長に…

残高減少でも「借金1000兆円突破」と叫び続ける財務省

日本の国の借金が諸外国に比べて多すぎるのは間違いありません。財政再建は取り組まなければならない重要な課題です。だからといって、やみ雲に、日本の国の借金が「過去最高だ」「1000兆円だ」と騒ぐのはいかがなものでしょう。きちんと実態を国民に理…

津波で全壊した宮城・閖上名物「ゆりあげ港朝市」が復活! 新たな挑戦を始めた朝市組合員の心意気とは

NHKなど様々なメディアにも取り上げられている「ゆりあげ港朝市」が元の場所で復活したということで、取材に行ってきました。以前、現代ビジネスでインタビューさせていただいた水代優さんらとご一緒しました。復活にかける地元の人たちの熱意を感じる一…

「先端」が聞いて呆れる官製「国際先端テスト」のお寒い中味 アベノミクスは「1丁目1番地」で躓く?

日経ビジネスオンラインにいただいている連載(隔週)のタイトルは「政策裏読み」。政策に潜む官僚の狙いについては原英史さんや高橋洋一さん、古賀茂明さんなど脱藩官僚の方々もしばしば書いていますが、ジャーナリストの視点からの裏読みがあってもいいの…

日経平均1万4000円乗せも外国人投資家は疑心暗鬼!? アベノミクス最大の懸念材料は「自信満々」の安倍首相自身か

日経平均株価は5月10日に1万4600円を付けました。果たしていつまで株高は続くのか。多くの人が関心を持って見ていると思います。ひとつの大きな分岐点になりそうなのが、「成長戦略」が発表される6月。下手をすると失望売りで株価が急落することに…

宗教法人や学校法人が財産運用するのは好ましくないのか?日本もそろそろ資産大国から運用大国へ!GPIFの運用資産を新分野への投資などに回せるよう制度改革すべきか?

デフレが20年近くも続いたことで、インフレを実感として知っている世代が少数派になっています。年金資産の運用などで、「安全第一で国債に投資しておくのが国民の財産を守ること」という主張は、そんなデフレ社会の結果でしょう。インフレ経済では銀行預金…

「アベノミクス」円安効果が最も表われる 外国人観光客関連産業から景気は復活する

アベノミクスで円安株高になっても簡単には実態経済に効果はない、という見方があります。確かに輸出産業が潤ってそれが給与などに反映されるまでには、かなりのタイムラグがあります。ところが最近の統計を見ていると、驚くほどの数字が出始めています。高…