2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

過疎地を「宝の山」に変えるベンチャーを創業 奥田浩美さんインタビュー 「人生は見切り発車でうまくいく」

奥田浩美さんのインタビューです。あの勝間和代さんや第一生命保険のスーパーセールスレディ柴田知栄さんは仲良しだそうで、奥田さんによれば「3人で話すと勝間さんはほとんど話さない」のだとか。話さないというか、話せないぐらいのパワーをお持ちなので…

アジアの「日本観光ブーム」を地方経済再興の起爆剤に 3000万人前倒し達成も視野、訪日外客数が過去最高を更新中

町なかでもしばしば外国人観光客を見かけます。都心の百貨店でもアジア系の旅行者がブランド品などを買う光景が目立ちます。何せ月に100万人も外国人が押し寄せているのですから。アベノミクスによる最大の効果はこれかもしれません。日経ビジネスオンラ…

国家戦略特区指定で「改革の実験場」となった養父市の試み

国家戦略特区になった兵庫県養父市に週末行ってきました。別の雑誌に写真満載で取り上げますが、その前にサワリを書きました。是非お読みください。 兵庫県養父(やぶ)市。京都から特急で2時間、もう少しで日本海側に抜ける中山間地に広がる。山陰に抜ける…

第三者委員会報告書格付け委員会を作った 久保利英明弁護士インタビュー 「会社が潰れかねない厳しい報告書が結果的に会社を救う」

数年前の事、青山学院大学の八田進二教授に取材した時のこと、「いい加減な第三者委員会で弁護士が金儲けするのはけしからん」と怒っていました。弁護士の久保利英明さんが始めた第三者委員会報告書の格付け委員会に監査論の八田教授が加わったのは、ある意…

ROEブームがやってくる

6月末に閣議決定される成長戦略の骨子が明らかになりましたが、そこには、「日本企業の稼ぐ力=収益力を強化」というタイトルがあり、コーポレートガバナンスの改革がうたわれています。日本企業の収益力は国際的にみてかなり低いわけですが、これが国際水…

日本版IFRSは国際会計基準として認められない!  守旧派企業も経営の国際化へ待ったなし

安倍晋三内閣は日本を世界で最もビジネスしやすい国にすると言い、様々な制度の国際標準化を急いでいます。20年来の懸案だった会計基準の国際化も当然のことながら対象です。国内の反対勢力に気を遣って「日本版○○」という似て非なるものを作るのは日本のお…

美味しい和菓子をいただきます

神田・淡路町を中心とする「神田」の町おこしを狙って発行されているフリーペーパー「Free Awaji Book」。今回は神田のお菓子やさんを取り上げました。こだわりのある和菓子は美味しいんです 多くの学生が行き交う駿河台下交差点のすぐそばに、…

消費増税による高額消費の反動減は一時的?

消費税率の引き上げにもかかわらず、消費は底堅さを保っているように感じられます。そんな中で駆け込み需要の大きかった高級品消費がどうなるのか。アベノミクスを支えた高額消費の行方は日本経済の先行きを読む上でも重要です。時計専門雑誌「クロノス」の…

企業経営を一変させた、株価の「アベノミクス指数」「ROE重視」に火をつけた"政治主導"

最近、霞が関を歩いていると、ROEという言葉をしばしば聞くようになりました。日本企業の利益率を上げることが日本再生の手立てだ、ということに政治家も官僚もようやく気が付いたようです。日経ビジネスオンラインに原稿を書きました。→http://business.…

みずほ銀「不祥事」報告書には「C」「D」評価。 辣腕弁護士が立ち上げた「第三者委員会報告書格付け委員会」の意義

弁護士の久保利英明さんらが立ち上げた第三者委員会の報告書を第三者として評価する取り組み。不祥事が起きると決まって「第三者」委員会が調査するケースが増えているものの、実のところ不祥事を起こした組織防衛の一環になっているのを問題視して「格付け…

景気回復に必要な企業倒産が増加中の今 倒産で個人を破滅させない仕組みが必要

米国のGMにせよ、日本のJALにせよ、経営破たんした企業の復活が目立ちます。倒産によって様々な債務を減免されるわけですから、当たり前と言えば当たり前。経済循環の1つのプロセスとして企業倒産は必要なのです。ところが、これまで戦後の日本は右肩…

「良いものをより安く」から 「良いものをいかに高く売るか」へ

景気がだいぶ好転しています。消費税引き上げの影響も短期間で吸収できそうな気配です。その好景気のけん引役になっているのが、外国人旅行者です。多い月は100万人もの外国人が日本にやってくるのですから。彼らの消費意欲を刺激し、大いにおカネを落として…

国際会計基準「IFRS」で日本企業は「優良化」するのか

久しぶりに国際会計基準IFRSについての原稿を書きました。自民党の「日本再生ビジョン」などの内容を盛り込んでいます。 5月27日 の日本経済新聞は、「存在感増す国際会計派」という記事を掲載した。自社の決算書を作る際に国際的な会計基準である「IFRS…